相続人の調査

まず、相続人調査とは、遺産分割や遺産の名義変更などの手続きの際に、相続人が誰であるのかを調べて、相続人を確定させることをいいます。遺産分割は、相続人全員で行わなければ無効となってしまうため、この手続きは大変重要といえます。これから、その相続人調査の方法をご紹介していきます。

 

最初に行うこととして、被相続人の戸籍を取得することが考えられます。被相続人である故人の本籍地の管轄の役所へ行き、死亡日の記載された戸籍を取得します。故人の死亡時の戸籍から遡って取得していくために、死亡時の戸籍をまず取得することが必要です。

 

次に、取得した戸籍から昔の戸籍へと、順に故人の出生時までの戸籍を収集していきます。戸籍に書かれている内容を読み解き、もっと古い戸籍へと順々と戸籍を取得していきます。この作業が、一番苦労する手続きといわれています。戸籍には、「明治19年式」、「明治31年式」、「大正4年式」の戸籍は、手書きで毛筆で書かれているので、このタイプの戸籍を取得して遡っていく作業は、相続手続きに慣れた者でも苦労します。

 

そして、収集した戸籍から、出生から死亡時までの戸籍を読み解いて、相続人が誰なのかを確認します。相続人には、「法定相続人」が定められており、この相続順位に従って相続を行わなければ、相続完了後でも最初から相続をやり直さなければなりません。ここの作業も、法律の専門家に依頼するのが賢明です。

 

以上のような手順で相続人を調査するのが一般的ですが、上述したように一般人も行うことは可能ですが、煩雑で手間暇のかかる作業です。そこで、法律の専門家である弁護士に依頼することで、相続人の調査から、相続手続き完了までをスムーズに行うことができます。

 

弁護士 大亀将生は、大阪府を中心に、離婚・男女問題、相続、労働関係、不動産トラブル等の皆様の悩みを解決いたします。どんなに小さな悩みや不安でも当事務所にご相談ください。

Basic Knowledge当事務所の基礎知識

Search Keywordよく検索されるキーワード

Lawyer Introduction弁護士紹介

大亀将生弁護士の写真

大亀 将生ŌKAME MASAKI

【大阪弁護士会(登録番号 43461)】

当ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

相続問題、離婚や交通事故などの個人のお悩みから、企業法務のご相談、トラブル解決、労働問題まで、ネットワークを生かした総合サポートの蒼星法律事務所に所属する弁護士です。

経歴
  • 岡山県瀬戸内市出身
  • 岡山白陵高等学校 卒業
  • 東京大学理科Ⅰ類 入学
  • 東京大学工学部システム創成学科 卒業
  • 慶應義塾大学法科大学院 入学
  • 慶應義塾大学法科大学院 修了(法務博士)
  • 弁護士法人川原総合法律事務所 入所
  • 弁護士法人川原総合法律事務所 退所
  • 梅田法律事務所 入所(パートナー弁護士として経営に参画)
  • 梅田法律事務所 退所
  • 蒼星法律事務所 開設

Office Overview事務所概要

名称 蒼星法律事務所
所属団体 大阪弁護士会(登録番号 43461)
所在地 〒541-0041
大阪市中央区北浜2丁目6番26号 大阪グリーンビルディング8階
電話番号 050-3173-8328
対応時間

平日:9:00~19:00 ※事前予約で夜間も対応致します。

定休日

土・日・祝 ※事前予約で対応致します。

事務所外観