刑事事件に関する基礎知識や事例
刑事事件とは、刑法に記載された罪が犯された事件のことを指します。
刑事事件においては、事件の発生後、被害者本人や周囲の人の通報などから警察の捜査が始まります。警察による捜査によって被疑者(俗にいう容疑者)が特定され、警察や検察による取り調べによって自白など供述証拠が収集されます。
検察は被疑者が犯罪を行ったという確証を得ると起訴し刑事裁判が行われます。
逮捕とは、被疑者に逃亡や証拠隠滅のおそれがあると考えられる場合に取られる措置です。そのため必ず被疑者は逮捕されるというわけではなく、逮捕されず適宜呼び出されて取り調べを受けるということもあります。
逮捕された場合には、家族であっても面会が出来ないことが多くなっています。
そうした際に面会をし、法律的、精神的なサポートを行うのが弁護士です。弁護士は加害者に有利な証拠の収集や示談交渉などにより早期の身柄解放を進めていきます。また裁判に至ってしまった場合は法廷での弁護活動を行うなど、総合的にサポートを行います。
近年では冤罪の場合も含めて痴漢が大きな社会問題となっています。
痴漢とは、電車やバスの車内など公共の場で臀部や胸などを触る行為を指し、都道府県の迷惑防止条例で罪とされています。服の中に手を入れるなどの行為はより罪の重い強制わいせつ罪に当たることもあります
痴漢は周囲の人や被害者本人が捕まえることが多く、現行犯での逮捕が多い犯罪です。そのため後日逮捕は少ないことではありますが、可能性がゼロというわけではありません。
犯行後に逃走し、被害者や目撃者の証言、DNA検査などの証拠によって被疑者が特定された後日逮捕されたケースなどがあります。現在では多くの防犯カメラが設置され、個人情報が記録されたICカードも普及し、それらの併用により個人が特定されやすくなったため、後日逮捕される可能性も高くなっています。また、犯人を捕まえようとした際にひっかくなどした場合、皮膚片などからDNA鑑定が行われ、後日逮捕に至ることもあります。
痴漢を含む多くの刑事事件では、相手方との示談成立が重要となります。示談とは民事上の被害者と加害者の和解であり、多くの場合、損害の賠償や慰謝料の支払いを行う代わりに、被害届や告訴を取り下げてもらう旨の合意がなされます。刑事上の責任は残るため、必ず有罪にならないというわけではありませんが、不起訴処分を得やすくなります。
示談交渉には時間がかかることや、プライバシーの観点から弁護士でなければ交渉できないことも多いため、いち早く弁護士に相談し、示談交渉を進めることが大切になります。
弁護士 大亀将生は大阪府を中心に兵庫県や京都府、滋賀県、岡山県の皆様のお悩み解決に尽力しております。刑事事件をはじめ離婚や労働問題や債務整理など身の回りの法律問題でお困りの際はぜひ弁護士 大亀将生へご相談ください。
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大亀 将生ŌKAME MASAKI
【大阪弁護士会(登録番号 43461)】
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相続問題、離婚や交通事故などの個人のお悩みから、企業法務のご相談、トラブル解決、労働問題まで、ネットワークを生かした総合サポートの蒼星法律事務所に所属する弁護士です。
- 経歴
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- 岡山県瀬戸内市出身
- 岡山白陵高等学校 卒業
- 東京大学理科Ⅰ類 入学
- 東京大学工学部システム創成学科 卒業
- 慶應義塾大学法科大学院 入学
- 慶應義塾大学法科大学院 修了(法務博士)
- 弁護士法人川原総合法律事務所 入所
- 弁護士法人川原総合法律事務所 退所
- 梅田法律事務所 入所(パートナー弁護士として経営に参画)
- 梅田法律事務所 退所
- 蒼星法律事務所 開設
Office Overview事務所概要
名称 | 蒼星法律事務所 |
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所属団体 | 大阪弁護士会(登録番号 43461) |
所在地 | 〒541-0041 大阪市中央区北浜2丁目6番26号 大阪グリーンビルディング8階 |
電話番号 | 050-3173-8328 |
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