副業詐欺の被害に遭ってしまった場合の対処法

■副業詐欺とは
副業詐欺とは、簡単に多くのお金を稼げるように装って、実際には多額の金銭を支払わせる詐欺のことをいいます。

■副業詐欺の種類
副業詐欺には、例として以下のような種類があります。

⑴会員登録型
特定のサイトに登録することで多大なメリットが得られるように装っておきながら、実際にはそのようなメリットを受けることはできず、高額な月額利用料を搾取する手口です。

⑵投資レクチャー型
投資のノウハウなどを教えると言って、投資の元金という名目で金銭を搾取し、実際にはノウハウなどを全く教えずに音信不通になるような手口です。

⑶ネット通販代行業
必ず儲かる通販サイトや商品を提供するといって、月額のサーバー代金や商品代金、㏋運営料という名目で金銭を搾取する手口です。

■副業詐欺の被害にあってしまったときの対処法
⑴消費生活センターに相談する
消費生活センターとは、地方公共団体が設置している、消費者トラブルの防止措置や悪質な商法への対策をしている機関です。
「188」の番号に電話をかけることで相談をすることができます。

⑵クレジットカードの引き落としを停止する
取引にクレジットカードを使用した場合には、早めに引き落とし停止の手続を行うことが重要です。
カード会社に連絡して事情を説明し、必要書類を提出するなどして手続を行いましょう。

⑶警察に相談する
通常の「110」ではなく、サイバー犯罪窓口の電話番号に電話をかけることをおすすめします。
窓口の電話番号は、各都道府県の警察本部によって異なりますが、インターネットで簡単に調べることができます。

弁護士 大亀将生は、大阪府を中心として、皆様からのお悩みに広くお応えいたしております。相続問題、離婚や交通事故などの個人のお悩みから、企業法務のご相談、トラブル解決、労働問題に関するお悩みまで、蒼星法律事務所へお気軽にお問い合わせください。