離婚の種類
「離婚したいと考えているが、どのような方法で離婚するのが最も適しているのか分からない。」
「夫婦間で離婚の協議が行き詰っているが、このまま離婚裁判を起こすしか方法はないのだろうか。」
離婚を成立させる方法について、このようにお悩みの方は、決して少なくありません。
このページでは、離婚にまつわるさまざまなトラブルのなかでも、離婚の種類についてスポットライトをあてて、くわしくご説明してまいりたいと思います。
■離婚の種類
離婚には成立方法からいくつか種類があることをご存知の方は、そう多くないと思われます。
主な離婚の種類についてご説明いたします。
・協議離婚
協議離婚とは、夫婦が当事者同士で話し合いをすすめ、離婚するということ自体や、その条件について合意し、役所に離婚届を提出することで成立させる離婚の方法をさします。
日本で成立している離婚のほとんどがこの協議離婚により成立しているともいわれています。
協議離婚は費用をかけずに離婚することができるのがメリットですが、話し合っておくべき項目を見落としがちになるので、十分に注意しましょう。
協議離婚では、後からトラブルとなることを避けるためにも、話し合い合意に至った内容を離婚協議書としてまとめておくことも重要です。
・調停離婚
調停離婚とは、家庭裁判所で行われる離婚調停で協議をすすめ、離婚について合意し、成立させる離婚の方法をさします。
離婚調停では夫婦の間に調停委員会が入ることで、冷静に自身の主張を伝え、客観的な意見を聞くことができます。
相手と顔を合わせることも基本的にはないため、相手からDV(家庭内暴力)を受けている方やモラハラの被害に遭っている方にもおすすめできる離婚の方法です。
調停離婚でも役所に離婚届を提出するという点では協議離婚と変わりありません。
調停は不成立となるケースも多いので、しっかりと準備しておくことが大切です。
離婚調停については、別のページでもくわしくご説明しておりますので、そちらもぜひご覧下さい。
・審判離婚
審判離婚とは、家庭裁判所の裁判官の職権により離婚の審判を下すことで成立する離婚の方法をさします。
離婚すること自体については合意できているものの、ささいな条件で合意がとれていない場合などに審判離婚が行われます。
しかしながら、離婚審判は2週間以内に異議申し立てをすることで不成立になりますので、絶対的なものではありません。
こうした背景もあり、現在の日本では審判離婚はほとんど行われていないのが実情です。
・裁判離婚
裁判離婚とは、家庭裁判所で離婚訴訟を起こし、その判決によって離婚する方法のことをさします。
裁判離婚は費用や時間がかかり、訴訟を起こす条件をクリアしておく必要もあるため、あくまで最終手段として考えるのが良いでしょう。
裁判離婚については、別のページでもくわしくご説明しておりますので、そちらもぜひご覧下さい。
弁護士 大亀将生は大阪市中央区を中心に大阪府で広く活動しており、お悩みをお持ちの方に対し「迅速」「丁寧」「親身」に向き合い、トラブルの解決を目指します。
離婚問題、刑事事件、債務整理、相続問題、労働問題、不動産、詐欺、企業法務など、多種多様な法律問題の解決に自信と実績があります。
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Lawyer Introduction弁護士紹介
大亀 将生ŌKAME MASAKI
【大阪弁護士会(登録番号 43461)】
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相続問題、離婚や交通事故などの個人のお悩みから、企業法務のご相談、トラブル解決、労働問題まで、ネットワークを生かした総合サポートの蒼星法律事務所に所属する弁護士です。
- 経歴
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- 岡山県瀬戸内市出身
- 岡山白陵高等学校 卒業
- 東京大学理科Ⅰ類 入学
- 東京大学工学部システム創成学科 卒業
- 慶應義塾大学法科大学院 入学
- 慶應義塾大学法科大学院 修了(法務博士)
- 弁護士法人川原総合法律事務所 入所
- 弁護士法人川原総合法律事務所 退所
- 梅田法律事務所 入所(パートナー弁護士として経営に参画)
- 梅田法律事務所 退所
- 蒼星法律事務所 開設
Office Overview事務所概要
名称 | 蒼星法律事務所 |
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所属団体 | 大阪弁護士会(登録番号 43461) |
所在地 | 〒541-0041 大阪市中央区北浜2丁目6番26号 大阪グリーンビルディング8階 |
電話番号 | 050-3173-8328 |
対応時間 |
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